2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問11 (ユニットB 問11)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問11(ユニットB 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 配管径は、一般的に、蒸気暖房に比べて小さくなる。
- 室内の温度制御は、蒸気暖房に比べて容易である。
- ウォーミングアップにかかる時間は、蒸気暖房に比べて長い。
- 配管の耐食性は、一般的に、蒸気暖房に比べて優れている。
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この過去問の解説 (3件)
01
問題.1 配管径は、一般的に、蒸気暖房に比べて小さくなる。⇒大きくなる。小さくなるは間違い×
解説として、温水暖房は、蒸気暖房に比べて、一般に、所要放熱面積が大きく、配管径も大きくなる。
問題.2 設問は正しい。その通り。⇒蒸気暖房は細かい制御が難しい。温度制御は、温水暖房のが容易。
問題.3 設問は正しい。その通り
問題.4 設問は正しい。
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02
温水暖房設備の特徴に関して
該当しないものを選択する問題です。
1.配管径は、
温水暖房の方が大きくなります。
2.室内温度制御は、
温水暖房の方が調整しやすいです。
3.立上げ時間は
蒸気暖房の方が早いです。
4.配管の耐食性は
温水暖房の方が優れています。
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03
温水暖房設備と蒸気暖房設備の特徴に関する問題です。
誤
径は、一般的に、蒸気暖房に比べて大きくなる。
機器の必要水量は、次式で示されます。
Q=14.3×(H/Δt) Q:必要水量、H:機器の負荷、Δt:流体出入口温度差
この式から言えることは、同一負荷に対しては、Δtを大きくとると流量が小さくなり、配管も小さくなります。
温水暖房の場合の方が、蒸気暖房よりΔtが小さくなるため、配管径は大きくなります。
正
問題文の内容通りです。
直接暖房用放熱器は、蒸気用と温水用が同じ形式であり、温水用の方が制御性に優れます。
蒸気の場合には、熱量に凝縮潜熱を使うため、放熱器の放熱量制御が難しく、蒸気主管を絞って給気圧力を減らしても、圧力変化の蒸気エンタルピーが変わらずに、二位置制御になってしまいます。
温水の場合は、顕熱を利用しているため、循環水量を一定として温度を負荷に応じて制御でき、温水温度を一定として縦貫水量の負荷に応じた変化などで、制御が容易です。
正
問題文の内容通りです。
温水の利用熱量は 41~83 [kJ/kg]に対し、蒸気の熱量利用は 2256 [kJ/kg]です。
温水暖房と蒸気暖房を比較すると、温水暖房はウォーミングアップ時間がかかり、間欠運転や短時間だけの使用でも予熱負荷が大きくなる欠点があります。
蒸気暖房の場合は、装置内熱容量が小さく、ウォーミングアップを短時間で行え、間欠運転に有利です。
正
問題文の内容通りです。
配管システム全体を温水と蒸気で比べると、蒸気環水管の腐蝕が早く、温水暖房の方が耐食性に優れています。
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