2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度（2018年）前期
問19 (ユニットB 問19)
問題文
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
2級管工事施工管理技士試験 平成30年度（2018年）前期 問19（ユニットB 問19） （訂正依頼・報告はこちら）
排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 各個通気方式は、自己サイホン作用の防止に有効である。
- 通気立て管の下部は、最低位の排水横枝管より下部で排水立て管に接続するか、又は排水横主管に接続する。
- 各個通気管は、器具のトラップ下流側の排水管より取り出す。
- 排水立て管の管径は、下階になるに従い排水負荷に応じて大きくする。
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （3件）
01
排水・通気設備に関して該当しないものを選択する問題です。
1.各個通気方式は、
自己サイホン作用(器具トラップの封水切れ)防止に有効です。
2.通気立て管の下部は、
最低位の排水横枝管より下部で排水立て管に接続するか、
排水横主管に接続します。
3.各個通気管は、
器具のトラップ下流側の排水管より取り出します。
4.排水立て管の管径は、
拡大・縮小せず同口径で立管を立ち上げなければいけません。
参考になった数72
この解説の修正を提案する
02
問題.4 間違い 排水立て管の管径は、下階になるに従い排水負荷に応じて大きくする。⇒どの階も最下階の排水負荷と同じ管径とする。排水負荷に応じて管径をかえる施工は不適切です。
問題.1 設問は正しい。
問題.2 設問は正しい。
問題.3 設問は正しい。
参考になった数47
この解説の修正を提案する
03
排水・通気設備に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
各個通気方式は、各器具の排水管からそれぞれ通気管を立ち上げる方式で、誘導サイホン作用や自己サイホン作用の防止に効果があり、機能上、最も優れた通気方式です。
ただし、建物の事情から、全ての建物に対して適用ができません。
正
問題文の内容通りです。
通気立管の下部は、管径を縮小せずに、最低位の排水横枝管より、低い位置で排水立て管の接続するか、排水主管に接続します。
正
問題文の内容通りです。
各個通気管は、1個の器具トラップを通気するために、トラップ下流から取り出し、器具よりも上方で通気系統に接続するか、大気中に開口するようにした通気管のことです。
各個通気管の取出し位置は、器具トラップウェアから管径の2倍以上離した位置とします。
誤
排水立て管の管径は、上下階関係なく、最下部の最も大きい排水負荷を負担する管の管径と、同一の管径とする。
排水管は、立て管や横管のいずれの場合でも、排水の流下方向の管径を縮小してはいけません。
排水立て管は、排水横枝管・器具排水管・機器からの排水を、まとめて排水横枝管か排水横主管へ導く管で、接続する横枝管の管径以上として、受け持つ器具排水負荷単位の累計で決定します。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
前の問題（問18）へ
平成30年度（2018年）前期 問題一覧
次の問題（問20）へ