2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問17 (ユニットB 問11)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和5年度(2023年)後期 問17(ユニットB 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
- 受水タンクのオーバーフローの取り出しは、給水管の吐水口端の高さより上方からとする。
- 揚程が30mを超える給水ポンプの吐き出し側に取り付ける逆止め弁は、衝撃吸収式とする。
- 受水タンクへの給水には、ボールタップや定水位弁が用いられる。
- クロスコネクションとは、飲料水系統とその他の系統が、配管・装置により直接接続されることをいう。
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この過去問の解説 (2件)
01
給水設備に関する問題です。
誤
受水タンクのオーバーフローの取り出しは、給水管の吐水口端の高さより下方で、吐水口空間下端からとする。
オーバーフロー管の取出しは、あふれ縁より高い吐水口空間の最下部とします。
吐水口空間は、給水管の吐水口端とあふれ縁との垂直距離(SHASE-S 206に寸法規定有)です。
吐水口空間は、逆サイホン作用による汚染防止の基本となるもので、この空間を十分にとる必要があります。
正
問題文の内容通りです。
給水ポンプの吐出側の逆止め弁に、一般的なスイング式逆止め弁を用いると、揚程が 30 mを超える場合には、ウォーターハンマーが起こる恐れがあるため、衝撃吸収式逆止め弁を使います。
正
問題文の内容通りです。
ボールタップは、受水タンクなどへ給水を自動的に開閉する水栓です。
ボール弁はある一定水位に上昇すると、ボールの浮力がレバーに伝えられ、弁を閉じ、水位が低下すれば弁が開いて給水します。
定水位弁は、メイン弁・メイン管・パイロット管で構成され、パイロット管のボールタップの水位とともに上昇・下降をすることで、メイン弁が開閉して、給水を行います。
正
問題文の内容通りです。
クロスコネクションは、上水給水・給湯系統と、その他の系統が、配管や装置で直接接続されることで、受水タンクなどに、飲料水以外の配管が接続され、タンク内の汚染の原因となります。
クロスコネクションの汚染防止対策は、上水給水・給湯系統の配管に、それ以外のどのような用途の配管も接続しないことが重要です。
機器などに上水を給水する場合には、機器内の給水経路を調査し、クロスコネクションがないことを確認してから接続することが習慣となるように、配管接続には慎重さが重要です。
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02
給水設備の頻出ポイントです。
・受水タンクの空気間隙(エアギャップ)とオーバーフロー水位
・高揚程ポンプ+水撃防止逆止弁
・受水タンクへの給水制御(ボールタップ・定水位弁)
・クロスコネクション(配管直結による汚染の危険)
特に「吐水口が水没しないよう、オーバーフローは吐水口より下側」
が重要です。
誤
「受水タンクのオーバーフローの取り出しは、給水管の吐水口端の高さより
上方からとする。」
受水タンクでは、
・給水管の吐水口は必ず水面より上に離して設置(空気間隙)
・オーバーフロー水位は吐水口が水没する前にあふれる位置
に設定します。
したがって、オーバーフロー水位は吐水口より下側
でなければなりません。
「上方からとする」は逆で誤りです。
正
「揚程が30mを超える給水ポンプの吐き出し側に取り付ける逆止め弁は、
衝撃吸収式とする。」
高揚程ポンプでは停止時の逆流による水撃(ウォーターハンマー)
が大きくなります。
そのため、ノンスラム型などの衝撃吸収式逆止弁を用いて、
水撃を抑制するのが標準です。
正
「受水タンクへの給水には、ボールタップや定水位弁が用いられる。」
・ボールタップ:機械式の浮き球による開閉
・定水位弁:パイロット弁方式で安定制御
いずれも受水タンクの代表的な水位制御方式で、一般的な記述です。
正
「クロスコネクションとは、飲料水系統とその他の系統が配管で直接接続
されることである。」
クロスコネクションは、
・上水(飲料水)と
・再生水・工業用水・汚染の恐れのある水
が直接接続されている状態で、逆流により飲料水が汚染される
危険があります。
空気間隙・逆流防止器などで絶対に防止しなければならない
重要事項です。
・受水タンク:吐水口は水面より上、オーバーフロー水位は吐水口より下
・高揚程ポンプ:衝撃吸収式逆止弁で水撃防止
・給水制御:ボールタップ/定水位弁
・クロスコネクション:飲料水系と他系統の直結は不可
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