2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問36 (ユニットD 問36)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問36(ユニットD 問36) (訂正依頼・報告はこちら)

配管及び配管付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合において、ライニング部の面取りを行う。
  • 硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることができる。
  • 給水栓には、クロスコネクションが起きないように吐水口空間を設ける。
  • 給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁等がある。

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この過去問の解説 (3件)

01

①正 設問のとおりです。

②誤 最上部の吊支持に過剰な配管荷重がかかってしまうため、禁止です。

③正 設問のとおりです。

④正 設問のとおりです。

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02

配管及び配管付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合において、ライニング部の面取りを行う。

問題文内容通りです

 

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、呼び径80以下ではネジ接合、呼び径100ではねじかフランジ接合、呼び径125以上ではフランジ接合とします。

ネジ接合では、管端防食管継手を用い、継手内面と管端部の防食性能を菅本体の防食性能に近づけます。

管の内面の面取りは、塩ビ管用リーマかスクレーパを使って行い、コアの重なりを大きくします。

選択肢2. 硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることができる。

硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることはできず、棒鋼吊りか形鋼振れ止め支持とする

 

管径の大きい鋼管から吊りボルトで硬質ポリ塩化ビニル管を吊ると、鋼管は吊り荷重を支えきれず、管の破損や変形を起こします。

横走り配管の支持は、棒鋼吊りか形鋼振れ止め支持で、固定します。

選択肢3. 給水栓には、クロスコネクションが起きないように吐水口空間を設ける。

問題文内容通りです

 

飲料水の汚染防止には、次のことに注意、実行します。

・飲料水配管には、クロスコネクションが起きないように、他の系統の配管や機器との接続が無いように注意します。

・流しや洗面器の水栓は、水の逆流を防ぐために、吐水口と水受容器のあふれ縁の上端間には、吐水口空間を取ります。

選択肢4. 給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁等がある。

問題文内容通りです

 

JV規格は、日本バルブ工業会が制定する団体規格です。

JV5は、呼び径50以下の仕切弁のうちの、管端防食ねじ込み形弁です。

管端防食ねじ込み形弁は、管の端に取付けるときに、腐蝕を防止する目的で用いられます。

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03

配管施工では、材料の特性や衛生面、安全性を踏まえた正しい施工方法を理解することが重要です。各記述が基準に適合しているかを確認しながら、施工品質を高めるポイントを整理します。

選択肢1. 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合において、ライニング部の面取りを行う。

正しい内容です。面取りを行うことで、ねじ込み時のライニング損傷を防ぎ、漏水リスクを低減できます。
 

選択肢2. 硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることができる。

硬質塩ビ管はたわみやすく、鋼管からの吊り下げは不適切です。専用の支持金具で適切に支持する必要があります。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。
 

選択肢3. 給水栓には、クロスコネクションが起きないように吐水口空間を設ける。

正しいです。逆流防止のため、吐水口と受水面の間に空間(エアギャップ)を確保することが求められます。

選択肢4. 給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁等がある。

正しいです。給水設備では腐食対策が必要であり、管端防食仕様の仕切弁が使用されます。

まとめ

配管施工では、材料特性に応じた支持方法、衛生確保のための逆流防止措置、ライニング保護のための面取りなど、基本的な施工基準を理解することが重要です。誤った支持方法は事故や漏水につながるため、正しい知識が施工品質を大きく左右します。

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