2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問37 (ユニットD 問37)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問37(ユニットD 問37) (訂正依頼・報告はこちら)

配管及び配管付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • FRP製受水タンクに給水管を接続する場合、変位吸収管継手を用いて接続する。
  • ねじ込み式鋼管製管継手(白)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される。
  • 単式伸縮管継手を取り付ける場合、伸縮管継手の本体は固定しない。
  • 冷媒用フレア及びろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使用される。

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この過去問の解説 (3件)

01

①正 設問のとおりです。

②誤 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管にねじ込み継手を使用すると
   被覆部分を傷める可能性があるため、専用の防食継手を使用します。

③正 設問のとおりです。

④正 設問のとおりです。

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02

配管及び配管付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. FRP製受水タンクに給水管を接続する場合、変位吸収管継手を用いて接続する。

問題文内容通りです

 

FRP製受水タンクに接続する給水管には、合成ゴム製ベローズ形フレキシブルジョイントを設ける。

フレキシブルジョイントは、地震などで起こる変位を吸収する継手で、SHASE-S 006は消防庁規格の金属製変位吸収管継手です。

選択肢2. ねじ込み式鋼管製管継手(白)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される。

管端防食管継手は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される

 

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のネジ接合は、管端防食管継手を用います。

これは継手内面と管端部の防食性能を菅本体の防食性能に近づけるためです。

選択肢3. 単式伸縮管継手を取り付ける場合、伸縮管継手の本体は固定しない。

問題文内容通りです

 

単式伸縮管継手の支持は、配管を固定し、一方の配管にガイドを設けます。

伸縮管継手は、温度変化による配管の伸縮を吸収する継手で、片側のみ伸縮するのは単式、両側とも伸縮するには複式です。

複式伸縮管継手の支持は、継手本体を固定し、両側にガイドを設けます。

選択肢4. 冷媒用フレア及びろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使用される。

問題文内容通りです

 

冷媒用銅管の材質は、主に、りん脱酸銅です。

冷媒用銅管の継手には、ろう付けによる方法と、機械的なフレア継手による方法の接続があります。

冷媒用フレア継手は、容易な施工性と、火を使用しない接合による安全性が特徴です。

取外しも簡単で、継手としての信頼性も高く、最良の冷媒配管の小口径銅管継手です。

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03

配管施工では、材料の特性や接続方法に応じた正しい施工基準を理解することが重要です。誤った接続や支持方法は漏水や破損につながるため、各記述の適否を確認しながら知識を整理します。
 

選択肢1. FRP製受水タンクに給水管を接続する場合、変位吸収管継手を用いて接続する。

正しいです。FRPタンクは剛性が低く、タンクと配管の変位差が生じやすいため、変位吸収継手で応力を逃がす必要があります。

選択肢2. ねじ込み式鋼管製管継手(白)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される。

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合には、管端防食管継手を使用します。これは、継手の内面および管端部の防食性能を、管本体と同等のレベルに保つためです。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。

選択肢3. 単式伸縮管継手を取り付ける場合、伸縮管継手の本体は固定しない。

単式伸縮管継手を設置する際は、配管の一方を固定し、もう一方の配管側にはガイドを設けて伸縮方向を確保します。正しいです。

選択肢4. 冷媒用フレア及びろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使用される。

正しい内容です。冷媒配管では銅管が一般的であり、フレア接続やろう付けが標準的な施工方法です。

まとめ

配管施工では、材料特性に応じた継手の選定や、変位吸収の必要性、伸縮継手の固定方法など、基本的な施工基準を正しく理解することが重要です。誤った施工は漏水や破損につながるため、各部材の役割と正しい使い方を確実に身につけることが品質確保につながります。

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