2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問38 (ユニットD 問38)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問38(ユニットD 問38) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクトの施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ダクトの吊りボルトが長い場合には、振れ止めを設ける。
  • 浴室等の多湿箇所からの排気ダクトには、継手及び継目(はぜ)の外側からシールを施す。
  • 保温を施すダクトには、ダクトの寸法にかかわらず、形鋼による補強は不要である。
  • アングルフランジ工法ダクトのガスケットには、フランジ幅と同一幅のものを用いる。

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この過去問の解説 (3件)

01

①正 設問のとおりです。
   吊りピッチは12mで振止を設けます。

②正 設問のとおりです。

③誤 長辺が450㎜を超える保温をしないダクトは
   リブなどで補強し、振動を防止します。

④正 設問のとおりです。

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02

ダクトの施工に関する問題です。

選択肢1. ダクトの吊りボルトが長い場合には、振れ止めを設ける。

問題文内容通りです

 

ダクトの支持や吊りは、形鋼と棒鋼を使います。

・横走り主ダクトは、形鋼振れ止め支持を、12 m以下の間隔で設けます。

・複数の横走りダクトの吊りは、支持金具の長さでたわみを考慮し、支持鋼の大きと間隔を決めます。

吊りボルトが長いときは、振れ止めを設けます

選択肢2. 浴室等の多湿箇所からの排気ダクトには、継手及び継目(はぜ)の外側からシールを施す。

問題文内容通りです

 

浴室の多湿箇所では、内部に凝縮水が生じるダクトの継目は、水が落ちないようにできるだけダクトの下面とならないよう考慮し、継目と継手の外側からシール材でシールを施します。

選択肢3. 保温を施すダクトには、ダクトの寸法にかかわらず、形鋼による補強は不要である。

保温を施すダクトには、ダクトの寸法によって、形鋼による補強が必要である

 

ダクトの支持は、ダクトのサイズや材質によって、大きさが異なり、支持の方法も大きさに合ったものが必要です。

したがって、保温の有無にかかわらず、支持の形鋼による補強は必要です。

選択肢4. アングルフランジ工法ダクトのガスケットには、フランジ幅と同一幅のものを用いる。

問題文内容通りです

 

アングルフランジ工法のダクト接続は、アングルを溶接加工したフランジ継手で行います。

フランジ継ぎ箇所は4隅とし、フランジ接合面の接合部は、グラインダーで陛下に仕上げ、必要な穴あけ加工します。

フランジの接合には、フランジ幅と同一のガスケットを使用し、ボルトは均一に締め付けます。

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03

ダクト施工では、安全性・気密性・耐久性を確保するために、支持方法やシール処理、補強方法などの基準を正しく理解することが重要です。各記述の適否を確認しながら、施工の基本ポイントを整理します。
 

選択肢1. ダクトの吊りボルトが長い場合には、振れ止めを設ける。

正しいです。吊りボルトが長いと揺れが大きくなるため、振れ止めを設置してダクトの安定性を確保します。

選択肢2. 浴室等の多湿箇所からの排気ダクトには、継手及び継目(はぜ)の外側からシールを施す。

正しい内容です。湿気が外部へ漏れると結露や腐食の原因となるため、外側からシールして気密性を高めます。

選択肢3. 保温を施すダクトには、ダクトの寸法にかかわらず、形鋼による補強は不要である。

保温の有無ではなく、ダクトの寸法・風圧・形状に応じて補強の要否が決まります。大きいダクトでは保温していても補強が必要です。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。

選択肢4. アングルフランジ工法ダクトのガスケットには、フランジ幅と同一幅のものを用いる。

正しいです。ガスケットはフランジ幅と同じ幅を使用することで、均一に圧縮され、気密性が確保されます。

まとめ

ダクト施工では、吊りボルトの振れ止め、湿気対策のシール処理、ガスケット幅の適正化など、基本的な施工基準を理解することが重要です。特に補強の要否は保温の有無ではなくダクト寸法や風圧条件で判断するため、誤解しないことが品質確保につながります。
 

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