2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)後期
問37 (ユニットD 問37)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)後期 問37(ユニットD 問37) (訂正依頼・報告はこちら)

試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、高置タンクに最も近い水栓で行う。
  • 屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。
  • マルチパッケージ形空気調和機の試運転では、運転前に、屋外機と屋内機の間の電気配線及び冷媒配管の接続について確認する。
  • 多翼形送風機の試運転では、軸受け温度を測定し、周囲の空気との温度差を確認する。

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この過去問の解説 (3件)

01

試運転に関する設問です。

選択肢1. 高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、高置タンクに最も近い水栓で行う。

誤りです。高置タンク方式の場合、残留塩素検査は末端の水栓で行います。

選択肢2. 屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。

正しいです。騒音測定は敷地境界線上で行います。測定場所を問うパターンもありますので、覚えておきましょう。

選択肢3. マルチパッケージ形空気調和機の試運転では、運転前に、屋外機と屋内機の間の電気配線及び冷媒配管の接続について確認する。

正しいです。設問文通りに覚えます。

選択肢4. 多翼形送風機の試運転では、軸受け温度を測定し、周囲の空気との温度差を確認する。

正しいです。軸受け温度が40度以上にならないようにします。

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02

試運転調整に関する問題です。

選択肢1. 高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、高置タンクに最も近い水栓で行う。

高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、端末給水栓で行う

 

給水設備の運転調整では、端末給水栓での遊離残留塩素が、0.2 mg/Lになるまで消毒を行います。

 

なお、水道法では、給水栓の末端での遊離残留塩素濃度は 0.1 mg/L以上とし、汚染される恐れがあるときは、0.2 mg/L以上にすることが規定されています。

選択肢2. 屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。

問題文の内容通りです

 

総合試運転調整のうちの環境測定では、騒音測定を行います。

騒音測定は、次の手順で進めます。

1) 騒音測定のための普通騒音計を準備します。

なお、騒音値が計量法に適用される場合は、検定済の計量法に適合した騒音計を使います。

2) 屋外では、冷却塔や排気口などの騒音は、敷地境界線上で測定します。

3) 室内では、吹出口や吸込口から地階居住域で測定します。

 

なお、測定に当たっては、同一場所での暗騒音の測定も行います。

選択肢3. マルチパッケージ形空気調和機の試運転では、運転前に、屋外機と屋内機の間の電気配線及び冷媒配管の接続について確認する。

問題文の内容通りです

 

・室外機と室内機の、水平度や接続配管などの据付け状態を確認します。

・室外機と室内機の電気配線、冷媒配管の接続が対応しているかと接続状態(締付け度合いなど)を確認・触手します。

選択肢4. 多翼形送風機の試運転では、軸受け温度を測定し、周囲の空気との温度差を確認する。

問題文の内容通りです

 

・軸受の注意を確認します。

・据付け状態(水平度・防振・たわみ継手・ベルト張り状態)を点検します。

・吐出ダンパーを徐々に開き、風量が規定内かを確認します。

軸受温度が、周囲温度より40℃以上高くなっていないか点検・調整します

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03

試運転調整では、設備が設計どおり安全かつ正常に稼働するかを確認するため、測定位置や確認項目が明確に定められています。各選択肢の内容を正しく理解することが重要です。

 

選択肢1. 高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、高置タンクに最も近い水栓で行う。

誤った記述です。高置タンク方式の給水設備では、水質の状態を正確に把握するために、残留塩素の検査は給水系統の「最も末端に位置する水栓」で行うことが求められます。これは、タンクから供給された水が配管を通って実際に使用される地点まで到達した際の塩素濃度を確認することで、利用者が口にする水の安全性をより適切に評価できるためです。タンク直近ではなく末端で測定することで、配管内での塩素減衰の影響も含めた実際の水質を把握できる点が重要になります。従ってこの選択肢が正解です。
 

選択肢2. 屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。

騒音測定は敷地境界線で行う点は正しいです。

選択肢3. マルチパッケージ形空気調和機の試運転では、運転前に、屋外機と屋内機の間の電気配線及び冷媒配管の接続について確認する。

正しい記述です。誤配線や冷媒漏れは重大な故障につながるため、試運転前の確認は必須です。

 

選択肢4. 多翼形送風機の試運転では、軸受け温度を測定し、周囲の空気との温度差を確認する。

正しい記述です。軸受け温度の異常上昇は故障の前兆となるため、温度差の確認は重要です。

 

まとめ

試運転調整では、設備ごとに確認すべき項目や測定位置が明確に定められており、誤った判断は安全性や性能に影響します。各設備の特性を理解し、適切な手順で確認することが重要です。

 

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