2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問50 (ユニットE 問2)
問題文
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問50(ユニットE 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 建物内に設置する飲料用受水タンク上部と天井との距離は、600mm以上とする。
- 防振基礎には、地震時の機器の移動や転倒防止のため、一般的に、耐震ストッパーを設ける。
- 小形軽量機器の基礎は、一般的に、躯体の床表面に目荒しを行い、水打ちのうえコンクリートを打設する。
- 高置タンクの架台の昇降タラップは、高さが1.8mを超える場合に転落防止防護柵が必要となる。
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この過去問の解説 (3件)
01
適当でないものは、「建物内に設置する飲料用受水タンク上部と天井との距離は、600mm以上とする。」と、「高置タンクの架台の昇降タラップは、高さが1.8mを超える場合に転落防止防護柵が必要となる。」です。
理由は、飲料用受水タンクの上部は、天井まで600mmではなく1,000mm以上を確保する考え方が標準的だからです。また、高置タンクまわりの転落防止は、一般に架台が2mを超える場合を目安に考えるため、1.8mという数字は合っていません。
これは適当ではありません。
官公庁の機械設備の設計基準では、上水用受水・高置タンクまわりの保守点検空間として、底板・側板から床面・壁面まで600mm以上、天板から天井まで1,000mm以上を確保するとされています。つまり、上部だけは600mmでは足りません。この選択肢は、上部の必要な空間を小さく書いている点が誤りです。
これは適切です。
公共建築工事標準仕様書では、防振基礎は、標準基礎にストッパーを設けて防振架台を間接的に固定するものとされ、ストッパーは水平方向と鉛直方向の地震力に耐えるものとされています。つまり、防振基礎にストッパーを設けて、地震時の移動や転倒を防ぐ考え方は合っています。
これは適切です。
公共建築設備工事標準図の基礎施工要領(一)では、既設のコンクリート床の上に基礎を設ける場合、床表面を目荒しして施工する形が示されています。問題文の表現は、そうした一般的な基礎施工の流れを述べたものと考えてよく、この内容で差し支えありません。
これは適当ではありません。
官公庁の設計基準では、高置タンクの架台が2mを超える場合に、周囲に手すりや転落防止防護柵を設ける考え方が示されています。つまり、基準として出てくるのは1.8mではなく2mです。そのため、この選択肢の数字は合っていません。
この問題では、受水タンクまわりの点検空間と、高置タンクまわりの転落防止の高さの基準を正しく覚えているかがポイントです。
特に、受水タンクの上部は1,000mm以上、高置タンクの転落防止は2m超が目安という点は、数字で問われやすいところです。あわせて、防振基礎にはストッパーを設けること、基礎を床の上に作るときは目荒しをして施工することも整理して覚えると、似た問題でも迷いにくくなります。
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02
機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものを選択する問題です。
この問題は答えが二つあるので、注意が必要です。
誤りです。よってこの選択肢が正解です。
建物内に設置する飲料用受水タンク上部と天井との距離は、1000mm以上とします。
保守のためのスペースが必要になるためです。
点検・整備・清掃の際には受水タンクの上で作業を行うことになりますが、600mmでは身動きが取れず適切に作業ができません。
正しいです。
選択肢の説明のとおりです。
耐震ストッパーは、機器のベースが防振ベースから外れて横移動をするのを防ぎます。
正しいです。
選択肢の説明のとおりです。
目荒しとは、コンクリート表面を工具等で削って荒らすことです。
荒らした面の上に新しいコンクリートを入れると、平面の上に新しく入れるやり方に比べて密着し強度が高くなります。
誤りです。よってこの選択肢が正解です。
高置タンクの架台の昇降タラップは、高さが2mを超える場合に転落防止防護柵が必要です。
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03
機器据付けに関する基準や安全対策について、どの記述が不適当であるかを判断する問題です。設備工事における安全確保の考え方を正しく理解することが重要です。
受水タンク上部には点検・清掃スペースが必要です。一般的な基準は天板から天井まで1,000mm以上を確保するとされています。この記述は誤りです。従ってこの選択肢が正解です。
防振基礎は振動対策が目的ですが、地震時の転倒防止として耐震ストッパーを設けるのは適切な措置です。正しいです。
小形軽量機器では、基礎を設ける場合コンクリート基礎を打設するのは一般的です。正しいです。
転落防止柵が必要となる高さは2.0m以上であり、1.8mではありません。この記述は誤りです。従ってこの選択肢が正解です。
据付け作業における安全基準の理解が問われます。基準値や一般的施工方法を正確に把握することが重要です。
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