2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問51 (ユニットE 問3)
問題文
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問51(ユニットE 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- あとで取外しが必要な水栓類等のねじ接合材には、テープシール材を使用する。
- 呼び径65以下のステンレス鋼管の場合、形鋼振れ止め支持は、不要である。
- 配管用炭素鋼鋼管の溶接接合は、原則として、下向き溶接とする。
- 揚水管に防振継手を取り付けるのは、ウォーターハンマーを防止するためである。
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この過去問の解説 (1件)
01
適当でないものは、「呼び径65以下のステンレス鋼管の場合、形鋼振れ止め支持は、不要である。」と、「揚水管に防振継手を取り付けるのは、ウォーターハンマーを防止するためである。」です。
理由は、形鋼振れ止め支持が不要とされる範囲はもっと小さい呼び径までであり、また防振継手の主な役目はポンプの振動を配管に伝わりにくくすることだからです。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、水栓類は、ねじにテープシール材を巻いてからねじ込むとされています。水栓類のねじ部の止水には、テープシール材を使う扱いです。
これは適当ではありません。
横走り管の形鋼振れ止め支持について、公共建築工事標準仕様書では、鋼管及びステンレス鋼管で不要としてよいのは呼び径40以下です。つまり、65は不要の範囲に入っていません。
さらに、機器まわりの配管でも、呼び径80以下の配管は形鋼振れ止め支持とするとされています。ですので、「65以下なら不要」としてしまうのは合っていません。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、溶接は下向き溶接を原則とし、やむを得ない場合に別の方法を認める形になっています。したがって、この記述は施工の原則に合っています。
これは適当ではありません。
揚水ポンプまわりの標準図では、防振継手がポンプの近くに入っていますが、これは名前のとおり、ポンプの振動をやわらげて配管へ伝わりにくくするために使うものと考えるのが自然です。
一方、ウォーターハンマーは、水の流れが急に止まったときに起こる圧力の衝撃で、対策としては専用のウォータハンマ防止器を器具の近くに取り付けることが重要だとされています。ですので、防振継手の目的をウォーターハンマー防止とするのは合っていません。
この問題では、「振れ止め支持が本当に不要な呼び径はいくつまでか」と、「防振継手は何のために付けるのか」を正しく区別できるかがポイントです。
特に、防振=振動対策、ウォーターハンマー=急な圧力変化への対策は別物として覚えると整理しやすいです。また、配管の支持や溶接は、感覚ではなく標準仕様書の原則で判断することが大切です。
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