2級管工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)前期
問23 (空調衛生設備 問17)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年)前期 問23(空調衛生設備 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

浄化槽に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 浄化槽は、水洗便所のし尿や工場廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。
  • 浄化槽の躯体は、FRP製、鉄筋コンクリート製等がある。
  • 処理工程の一次処理とは、主として沈降性の浮遊物質を除去することである。
  • 脱窒ろ床接触ばっ気方式では、BODと窒素を除去することができる。

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この過去問の解説 (1件)

01

適当でないものは「浄化槽は、水洗便所のし尿や工場廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。」です。

 

浄化槽は、主に家庭から出るし尿や生活雑排水を処理するための設備です。工場などから出る廃水を処理する設備は、一般的に工場排水処理施設などが用いられます。

また、浄化槽は微生物の働きなどを利用して汚水を処理し、BODや窒素などの汚濁物質を減らします。

選択肢1. 浄化槽は、水洗便所のし尿や工場廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。

浄化槽は、家庭から出るし尿や生活雑排水を処理する設備です。

ただし、工場廃水などの産業排水を処理する施設は、浄化槽ではなく、工場ごとに設ける排水処理設備などが対象になります。

そのため、工場廃水等まで浄化槽で処理するとしているこの記述は適当ではありません。

選択肢2. 浄化槽の躯体は、FRP製、鉄筋コンクリート製等がある。

浄化槽の本体部分である躯体には、さまざまな材料が使われます。

小型の浄化槽ではFRP(繊維強化プラスチック)製が多く、大型のものでは鉄筋コンクリート製なども使用されます。

したがって、この記述は適当です。

選択肢3. 処理工程の一次処理とは、主として沈降性の浮遊物質を除去することである。

浄化槽の一次処理では、汚水中の大きな固形物や沈みやすい浮遊物質を沈殿させて取り除きます。

この段階では、主に物理的な分離が行われます。

したがって、この記述は適当です。

選択肢4. 脱窒ろ床接触ばっ気方式では、BODと窒素を除去することができる。

脱窒ろ床接触ばっ気方式は、微生物の働きを利用して汚水を処理する方式です。

有機物による汚れの指標であるBODを減らすだけでなく、窒素成分も除去できます。

したがって、この記述は適当です。

まとめ

浄化槽は、家庭から出る汚水を処理する設備で、微生物の働きなどを利用して水質を改善します。

主なポイントは以下のとおりです。

・浄化槽は、主に家庭のし尿や生活雑排水を処理する設備です。
・躯体にはFRP製や鉄筋コンクリート製があります。
・一次処理では沈降性の浮遊物質を取り除きます。
・脱窒ろ床接触ばっ気方式ではBODや窒素を除去できます。

したがって、「浄化槽は、水洗便所のし尿や工場廃水等の汚水を処理する設備又は施設である。」という記述が適当ではありません。

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