2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問3 (ユニットA 問3)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問3(ユニットA 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

下図に示す湿り空気線図において、湿り空気A及び湿り空気Bに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
問題文の画像
  • 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、乾球温度が高い。
  • 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、絶対湿度が高い。
  • 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、相対湿度が高い。
  • 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、比エンタルピーが高い。

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この過去問の解説 (2件)

01

問題で提示された湿り空気線図から読み取る内容について、適当でないものを選択する問題です。

 

この湿り空気線図は、各数値や目盛線を省略し、基本的な枠組みのみを描いたものです。

戸惑われるかもしれませんが、以下のポイントを抑えることで問題を解くことができます。

・乾球温度は左から右に値が高くなります。

・絶対湿度は下から上に値が高くなります。

・飽和空気線は今回省略されている線の最も左上に描かれている線です。この線上の乾球温度と絶対湿度では相対湿度は100%となります。今回省略されている目盛線を利用すれば露点を読み取ることができます。

・比エンタルピーは空気1kgあたりの熱量を表す値です。今回省略されている目盛線を利用して値を読み取ります。

 

以上を踏まえて問題を見ていきましょう。

選択肢1. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、乾球温度が高い。

正しいです。

冒頭の説明のとおりです。

湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、乾球温度が高いことが読み取れます。

選択肢2. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、絶対湿度が高い。

正しいです。

冒頭の説明のとおりです。

湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、絶対湿度が高いことが読み取れます。

選択肢3. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、相対湿度が高い。

誤りです。よってこの選択肢が正解です。

冒頭の説明のとおり、今回は読み取るための目盛線が省略されています。

しかし、相対湿度を示す線(本問では省略)は飽和空気線に沿うような形で右肩上がりの曲線になることは変わりません。

飽和空気線から見て、湿り空気Aのほうが湿り空気Bよりも明らかに近いことから、湿り空気Aのほうが相対湿度が高いと読み取れます。

選択肢4. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、比エンタルピーが高い。

正しいです。

冒頭の説明のとおり、今回は読み取るための目盛線が省略されています。

しかし、比エンタルピーの値を読み取るための線(本問では省略)が、比エンタルピーを示す線の目盛(本問では省略)から左上から右下への斜線になることは変わりません。

そのため、AがBの比エンタルピーを上回ることはありません。

よって、湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、比エンタルピーが高いと読み取れます。

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02

この問題は、湿り空気線図から乾球温度・絶対湿度・相対湿度・比エンタルピーの関係を読み取る力を問うものです。各軸と線の意味を押さえると、どの性質が増減しているかが整理しやすくなります。

 

選択肢1. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、乾球温度が高い。

乾球温度は横軸で表され、右側ほど温度が高くなります。点Bは点Aより右側にあるため、Bの乾球温度が高いといえます。正しいです。

 

選択肢2. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、絶対湿度が高い。

絶対湿度は縦軸で表され、上に行くほど水分量が多くなります。点Bは点Aより上側に位置しているため、Bの絶対湿度が高いと判断できます。正しいです。


 

選択肢3. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、相対湿度が高い。

相対湿度は、飽和空気線からの距離で判断します。一般に、同じ絶対湿度で乾球温度が高くなるほど相対湿度は低下します。点Bは点Aより乾球温度が高く、飽和線から離れているため、相対湿度はAより低いと考えられます。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。

 

選択肢4. 湿り空気Aより湿り空気Bのほうが、比エンタルピーが高い。

比エンタルピーは、線図上の斜めの等エンタルピー線で読み取ります。点Bは点Aより高温かつ高湿であり、一般にその場合エンタルピーは増加します。したがってBの比エンタルピーはAより高いといえます。正しいです。
 

まとめ

湿り空気線図では、横軸が乾球温度、縦軸が絶対湿度、曲線が飽和空気線、斜線が比エンタルピーを示します。点の位置関係から、温度・湿度・エンタルピー・相対湿度を整理して読むことが重要です。

 

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