2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問20 (ユニットB 問14)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問20(ユニットB 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 伸頂通気管は、排水立て管の上部を通気管として延長し、大気に開放する。
  • 通気管の末端は、建物外壁から大きく突き出している部分の下部に開放しない。
  • 通気管は、排水系統内の空気の流れを円滑にし、トラップ封水が破壊されるのを防止する。
  • ループ通気管は、床下で横引きし、直接通気立て管に接続する。

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この過去問の解説 (2件)

01

排水・通気設備に関する記述のうち、適当でないものを選択する問題です。

選択肢1. 伸頂通気管は、排水立て管の上部を通気管として延長し、大気に開放する。

正しいです。

選択肢の説明のとおりです。

伸頂通気管は、主に中低層の建物で採用されています。

選択肢2. 通気管の末端は、建物外壁から大きく突き出している部分の下部に開放しない。

正しいです。

建物外壁から大きく突き出している部分の真下は空気が滞留しやすいため、その位置に通気管の末端を開放すると、付近の建物開口部から悪臭が入る恐れがあります。

よって、通気管の末端は建物外壁から大きく突き出している部分の下部に開放しないようにします。

選択肢3. 通気管は、排水系統内の空気の流れを円滑にし、トラップ封水が破壊されるのを防止する。

正しいです。

選択肢の説明のとおりです。

排水や臭気の逆流も防いでいます。

選択肢4. ループ通気管は、床下で横引きし、直接通気立て管に接続する。

誤りです。よってこの選択肢が正解です

ループ通気管は、原則として器具のあふれ縁より150mm以上高い位置で通気立て管に接続します。

選択肢の説明のように床下で通気立て管に接続することは、汚水流出や通気の確保ができなくなる恐れがあるため、避けます。

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02

排水・通気設備は、排水の円滑な流れとトラップ封水の保護を目的として、多くの基準が定められています。本問では、それぞれの記述が基準に適合しているかを確認していきます。
 

選択肢1. 伸頂通気管は、排水立て管の上部を通気管として延長し、大気に開放する。

伸頂通気管は排水立て管の上端をそのまま延長し、屋外に開放する通気方式です。定義として正しい内容です。正しいです。
 

選択肢2. 通気管の末端は、建物外壁から大きく突き出している部分の下部に開放しない。

通気口を外壁の張り出し部分の下に設けると、臭気がこもる危険があるため避けるべきとされています。記述は正しいです。
 

選択肢3. 通気管は、排水系統内の空気の流れを円滑にし、トラップ封水が破壊されるのを防止する。

通気管の役割は、排水時の負圧・正圧を調整し、封水破壊を防ぐことです。定義として正しい内容です。正しいです。
 

選択肢4. ループ通気管は、床下で横引きし、直接通気立て管に接続する。

ループ通気管は器具トラップ付近から立ち上げて天井裏などで通気立て管に接続する方式であり、床下で横引きして直接接続するものではなく、記述は誤りです。従ってこの選択肢が正解です。

 

まとめ

排水・通気設備では、通気の役割や通気管の配置方法を正しく理解することが重要です。通気方式の特徴を整理することで、より適切な設備設計につながります。
 

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