2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問27 (ユニットB 問21)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問27(ユニットB 問21) (訂正依頼・報告はこちら)
- シーリングディフューザーは、コーンに向かって吹き出された空気が室内空気を誘引しながら拡散する。
- 吸込口は、一般的に、固定羽根のものが使用される。
- 長方形ダクトの板厚は、長辺と短辺で使い分ける。
- 共板フランジ用ガスケットは、弾力性のあるものを使用する。
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この過去問の解説 (3件)
01
適当でないものは、「長方形ダクトの板厚は、長辺と短辺で使い分ける。」です。
長方形ダクトの板厚は、公共建築工事標準仕様書では長辺の寸法で決めます。短辺ごとに別々に使い分ける形ではありません。いっぽう、シーリングディフューザーの働き、吸込口の羽根、共板フランジ用ガスケットの考え方は、標準的な内容に合っています。
これは適当です。
公共建築工事標準仕様書では、シーリングディフューザーは十分な誘引性を有し、コーンによって気流を拡散できる構造とするとされています。つまり、吹き出した空気がまわりの空気を引き込みながら広がる、という説明でよいです。
これは適当です。
公共建築設備工事標準図では、吸込口の例としてスリット形吸込口(GV)=垂直固定羽根とされています。したがって、吸込口は一般に固定羽根のものを使う、という説明は標準的な内容に合っています。
これは適当ではありません。
公共建築工事標準仕様書では、長方形ダクトの板厚は、表3.1.14、表3.1.15によるとされ、その表はダクトの長辺で区分されています。さらに、両端の寸法が異なる場合でも、最大寸法による板厚を適用するとされています。つまり、長辺と短辺を別々に見て使い分けるのではなく、長辺側の寸法で決めるのが基本です。
これは適当です。
ダクト工事の仕様では、フランジ用ガスケットは気密性、圧縮性及び弾力性があり、空気漏れが少ないものとされています。共板フランジでも、しっかり密着して漏れを防ぐため、弾力性のあるものを使う考え方で合っています。
この問題では、長方形ダクトの板厚は何を基準に決めるかがいちばん大事です。
覚えるときは、板厚は長辺で決めると押さえると分かりやすいです。あわせて、シーリングディフューザーは誘引しながら拡散する、吸込口は固定羽根が基本、共板フランジ用ガスケットは弾力性が必要という点も、よく出る基本事項です。
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02
ダクト及びダクト附属品に関する記述のうち、適当でないものを選択する問題です。
正しいです。
シーリングディフューザーとは、天井に設置し空調の空気を拡散させるもので、コーンに向かって吹き出された空気が室内空気を誘引しながら均一に拡散します。
「アネモ」と呼ばれることが多いです。
正しいです。
吸込口は風向を調整する必要がほとんどないことから、安定した風量が確保できる上、製造が容易で安価な固定羽根が使用されます。
また、固定羽根を用いることで、異物の混入を防ぐこともできます。
誤りです。よってこの選択肢が正解です。
長方形ダクトの板厚は長辺と短辺ともに同じとします。
なお、板厚は長辺の長さで決定します。
構造が安定すること、製造が簡単になり効率よく生産できること、施工時の作業効率が向上することが理由として挙げられます。
正しいです。
弾力性のあるガスケットは、どうしても発生してしまうフランジ面の小さな凹凸に形を合わせることができることから、気密性が確保しやすくなります。
そのため、共板フランジ用ガスケットには弾力性のあるものを使用します。
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03
配管ダクトの基礎知識は、空調設備の性能確保に直結する重要な内容です。ここでは各記述が正しいかどうかを確認し、適当でないものを判断します。
ディフューザーは誘引効果により空気を広く拡散させる構造であり、記述どおりの働きをします。正しいです。
吸込口は調整を必要としないため、固定羽根型が広く用いられています。記述は正しいです。
長方形ダクトの板厚は、長辺寸法に応じて決められ、短辺で使い分けることはありません。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。
ガスケットは気密性確保のため弾力性が必要であり、記述は正しいです。
ダクトの板厚基準に関する理解が重要です。特に長方形ダクトの板厚は長辺寸法で決まる点を押さえることがポイントです。空調設備の基本的な構造と用途を確認する内容は重要であり、基礎知識として確実に身につけておく必要があります。
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