2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問39 (ユニットD 問1)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問39(ユニットD 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 事業者は、移動はしごについては、幅30cm以上のものでなければ使用してはならない。
- 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18%以上に保つように換気しなければならない。
- ボール盤、面取り盤等を使用する作業において、手の滑りを防止するため、滑り止めを施した手袋を労働者に着用させなければならない。
- 事業者は、足場(つり足場を除く。)における作業を行うときは、点検者を指名しなければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
誤っているものは、「ボール盤、面取り盤等を使用する作業において、手の滑りを防止するため、滑り止めを施した手袋を労働者に着用させなければならない。」です。
理由は、ボール盤や面取り盤のように回転する刃物に手が巻き込まれるおそれがある作業では、手袋を着用させるのではなく、むしろ使用させてはならないとされているからです。
これは正しいです。
厚生労働省の資料では、移動はしごの要件の一つとして、幅は30cm以上と示されています。つまり、幅が30cmに足りない移動はしごは使ってはいけません。
これは正しいです。
酸素欠乏症等防止規則では、酸素欠乏危険作業を行わせるときは、空気中の酸素濃度を18%以上に保つように換気することが原則です。酸素が足りない場所は命にかかわるので、この基準はとても大切です。
これは誤りです。
労働安全衛生規則では、ボール盤、面取り盤等の回転する刃物に、作業中の労働者の手が巻き込まれるおそれがあるときは、手袋を使用させてはならないとされています。手袋が安全に見えても、こうした機械では手袋が巻き込まれて、かえって危険になるためです。
これは正しいです。
厚生労働省の2023年改正の説明では、足場の点検を行う際は点検者を指名しなければならないとされています。また、同省の要綱でも、つり足場以外の足場について、作業開始前にはあらかじめ点検者を指名した上で点検と補修を行うと示されています。したがって、この記述は法令の考え方に合っています。
この問題では、「安全のために手袋をしたほうがよさそう」と思っても、機械によっては逆に危険になることがポイントです。
特に、回転する機械では手袋が巻き込まれるおそれがあるため、着用させてはならないという点はよく問われます。あわせて、移動はしごは幅30cm以上、酸素欠乏危険作業では酸素濃度18%以上を保つ、足場の点検では点検者を指名するという内容も、基本事項として整理して覚えておくとよいです。
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02
建設工事における安全管理体制に関する記述のうち「労働安全衛生法」上、誤っているものを選択する問題です。
正しいです。
労働安全衛生規則において、以下のとおり定められています。
-----(引用)-----
第五百二十七条 事業者は、移動はしごについては、次に定めるところに適合したものでなければ使用してはならない。
一 丈夫な構造とすること。
二 材料は、著しい損傷、腐食等がないものとすること。
三 幅は、三十センチメートル以上とすること。
四 すべり止め装置の取付けその他転位を防止するために必要な措置を講ずること。
-----(引用終わり)-----
よって、移動はしごについては、幅30cm以上のものでなければ使用してはなりません。
正しいです。
酸素欠乏症等防止規則において、以下のとおり定められています。
-----(引用)-----
第五条 事業者は、酸素欠乏危険作業に労働者を従事させる場合は、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を十八パーセント以上(第二種酸素欠乏危険作業に係る場所にあつては、空気中の酸素の濃度を十八パーセント以上、かつ、硫化水素の濃度を百万分の十以下。次項において同じ。)に保つように換気しなければならない。ただし、爆発、酸化等を防止するため換気することができない場合又は作業の性質上換気することが著しく困難な場合は、この限りでない。
2 事業者は、酸素欠乏危険作業の一部を請負人に請け負わせるときは、当該請負人が当該作業に従事する間(労働者が当該作業に従事するときを除く。)、当該作業を行う場所の空気中の酸素の濃度を十八パーセント以上に保つように換気すること等について配慮しなければならない。ただし、前項ただし書の場合は、この限りでない。
(以下省略)
-----(引用終わり)-----
よって、酸素欠乏危険作業を行う場所の空気中の酸素濃度を18%以上に保つように換気しなければなりません。
誤りです。よってこの選択肢が正解です。
労働安全衛生規則において、次のとおり定められています。
-----(引用)-----
第百十一条 事業者は、ボール盤、面取り盤等の回転する刃物に作業中の労働者の手が巻き込まれるおそれのあるときは、当該労働者に手袋を使用させてはならない。
2 労働者は、前項の場合において、手袋の使用を禁止されたときは、これを使用してはならない。
-----(引用終わり)-----
手袋をはめて作業をすると回転する機械に巻き込まれる恐れがあるため、これらの作業のときには労働者に手袋を着用させてはなりません。
正しいです。
労働安全衛生規則において、以下のとおり定められています。
-----(引用)-----
第五百六十七条 事業者は、足場(つり足場を除く。)における作業を行うときは、点検者を指名して、その日の作業を開始する前に、作業を行う箇所に設けた足場用墜落防止設備の取り外し及び脱落の有無について点検させ、異常を認めたときは、直ちに補修しなければならない。
(以下省略)
-----(引用終わり)-----
よって、足場(つり足場を除く。)における作業を行うときは、点検者を指名しなければならなりません。
なお、こちらの足場作業の点検者の義務化は令和5年10月に施行された新しい規則です。
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03
建設工事における安全管理体制について、労働安全衛生法に基づく正誤を判断する問題です。条文の趣旨を正しく理解し、現場で求められる安全措置を整理することが重要です。
移動はしごの幅は、30cm以上が法令で定められています。記述は条文どおりであり正しい内容です。
酸素欠乏危険作業では、酸素濃度18%以上を確保することが義務付けられています。記述は法令に適合しています。正しいです。
ボール盤などの回転機械では、手袋が巻き込まれる危険があるため、手袋着用は禁止が原則です。滑り止め手袋を義務付けるのは誤りです。誤った記述です。従ってこの選択肢が正解です。
足場の点検は、点検者の指名が義務付けられており、記述は正しい内容です。
労働安全衛生法に基づく安全管理措置の正誤を確認しました。特に回転機械での手袋禁止など、現場で誤解されやすい点を正しく理解することが重要です。安全確保のため法令知識を確実に身につけることが求められます。
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