2級管工事施工管理技士 過去問
令和7年度(2025年)後期
問42 (ユニットD 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級管工事施工管理技士試験 令和7年度(2025年)後期 問42(ユニットD 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
  • 水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。
  • 給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けなければならない。
  • 雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。
  • 排水トラップは、二重トラップとしてはならない。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

誤っているものは、「水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。」です。
建築基準法に基づく告示では、水飲器の排水管は、排水管に直接連結しないこととされています。いっぽう、主要な分岐管の止水弁、雨水排水立て管の独立、二重トラップの禁止は、いずれも法令の内容に合っています。

選択肢1. 水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。

これは誤りです。
告示では、冷蔵庫、水飲器その他これらに類する機器の排水管は、排水管に直接連結しないこととされています。つまり、「直接連結しなければならない」ではなく、直接つないではいけないという決まりです。水飲器は、衛生面に配慮して扱う必要があるためです。

選択肢2. 給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けなければならない。

これは正しいです。
告示では、給水立て主管から各階へ分かれる主要な分岐管には、分岐点に近く、操作しやすい場所に止水弁を設けることとされています。止水弁があると、その階やその系統だけ水を止めやすくなるため、点検や修理がしやすくなります。

選択肢3. 雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。

これは正しいです。
告示では、雨水排水立て管は、汚水排水管や通気管と兼用したり、それらに連結したりしないこととされています。雨水の系統と汚水の系統を分けることで、排水の流れや衛生面の問題を防ぎやすくなります。

選択肢4. 排水トラップは、二重トラップとしてはならない。

これは正しいです。
告示では、排水トラップは二重トラップとならないように設けることとされています。トラップを二重にすると、水が流れにくくなったり、排水がうまくいかなくなったりするためです。

まとめ

この問題では、水飲器の排水管は直接連結しないという点がいちばん大事です。
あわせて、主要な分岐管には止水弁を付けること雨水排水立て管は汚水排水管や通気管と混ぜないこと排水トラップは二重にしないことも、よく出るポイントです。似た問題では、「しなければならない」と「してはならない」が逆になっていないかを、落ち着いて確認すると解きやすくなります。

参考になった数4

02

建築基準法では、建築物に設ける配管設備について、安全性と衛生を確保するための接続方法や構造基準が定められています。本問は、その基準に照らして正誤を判断する問題です。

選択肢1. 水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。

 他の排水管からの逆流や臭気が入り込む危険があるため、水飲器の排水管は他の排水系統とは接続しないようにします。この記述は誤りです。従ってこの選択肢が正解です。

選択肢2. 給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けなければならない。

給水立て主管から各階へ分岐する主要な分岐管には、緊急時の止水や点検のため止水弁を設ける必要があります。建築基準法の設備基準に沿った内容です。正しいです。

選択肢3. 雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。

雨水排水立て管は、汚水排水管や通気管と兼用したり連結したりしてはなりません。汚水の逆流や悪臭の問題を防ぐための規定であり、記述は正しい内容です。

選択肢4. 排水トラップは、二重トラップとしてはならない。

排水トラップは、二重トラップとすると排水不良やサイフォン作用による封水切れが起こるため禁止されています。記述は法令に適合しています。正しいです。

まとめ

建築基準法では、給排水設備の衛生性と安全性を確保するため、排水管の接続方法や止水弁の設置、雨水管の独立性、トラップ構造などが細かく規定されています。本問では、水飲器排水の扱いが誤りである点を理解することが重要です。
 

参考になった数0

03

建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものを選択する問題です。

選択肢1. 水飲器の排水管は、建築物に設ける排水管に直接連結しなければならない。

誤りです。よってこの選択肢が正解です。

他の排水管の逆流の発生や臭気が流れてくる恐れがあるため、水飲器の排水管は他の排水管とは連結しません

選択肢2. 給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けなければならない。

正しいです。

選択肢の説明のとおりです。

給水立て主管からの各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設けます。

メンテナンス時に断水範囲を最小にできること、漏水や配管の破損の際に部分的に断水を行うことで被害を最小にできること等がその理由に挙げられます。

選択肢3. 雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用し、又はこれらの管に連結してはならない。

正しいです。

選択肢の説明のとおりです。

汚水排水管と兼用・接続すると、汚物の逆流や悪臭が広がるといった問題が発生する恐れがあります。

通気管と兼用・接続すると、雨が降っているときに通気管が機能しなくなるという問題が発生します。

よって、雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用・連結しません。

選択肢4. 排水トラップは、二重トラップとしてはならない。

正しいです。

二重トラップにすると、トラップとトラップの間の空気が閉じ込められた状態になり、排水不良やトラップの機能不全が発生します。

そのため、二重トラップは建築基準法施行令に基づく告示において禁止されています。

参考になった数0