2級管工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)前期
問3 (基礎知識 問3)
問題文
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、湿り空気の全圧力は一定とする。
ただし、湿り空気の全圧力は一定とする。
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問題
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2級管工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年)前期 問3(基礎知識 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
ただし、湿り空気の全圧力は一定とする。
ただし、湿り空気の全圧力は一定とする。
- 空気中に含むことのできる水蒸気量は、乾球温度が高くなると多くなる。
- 飽和湿り空気は、その乾球温度では、それ以上水蒸気を含むことができない。
- 相対湿度が同じ場合、絶対湿度の低い湿り空気のほうが露点温度が高い。
- 飽和湿り空気の乾球温度と湿球温度は等しい。
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この過去問の解説 (2件)
01
乾球温度とは通常の温度計で測る空気の温度のことです。
湿球温度とは濡れたガーゼを巻いた温度計で測る温度のことです。
正しい記述です。
空気中に含むことのできる最大の水蒸気量を飽和水蒸気量といい、乾球温度が高くなるほど多くなります。
正しい記述です。
飽和湿り空気とは相対湿度100%の状態であり、それ以上水蒸気は含めません。さらに水蒸気が加わるか、温度が下がると結露が発生します。
誤った記述です。よってこれが正解の選択肢となります。
露点温度は絶対湿度が多いほど高くなります。
正しくは絶対湿度の高い湿り空気のほうが露点温度が高いです。
正しい記述です。
飽和湿り空気とは相対湿度100%の状態なので、これ以上水の蒸発が起こりません。
そのため乾球温度と湿球温度が等しい状態となります。
ちなみに相対湿度が100%未満の場合は、乾球温度の方が高くなります。
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02
不適当なのは、「相対湿度が同じ場合、絶対湿度の低い湿り空気のほうが露点温度が高い。」です。
露点温度は、空気を冷やしたときに水蒸気が結露し始める温度です。空気中に含まれる水蒸気が少ないほど、結露するまでにより低い温度まで冷やす必要があります。
したがって、相対湿度が同じ場合、絶対湿度が低い湿り空気ほど、露点温度も低くなります。
空気は、温度が高いほど、飽和するまでにより多くの水蒸気を含むことができます。
つまり、乾球温度が高くなると、その温度で含むことのできる最大の水蒸気量も多くなります。
したがって、この記述は適当です。
飽和湿り空気とは、その温度で含むことのできる最大限の水蒸気を含んでいる空気です。
この状態では相対湿度は100%であり、同じ温度のままさらに水蒸気を加えると、その一部は水滴になります。
したがって、この記述は適当です。
露点温度は、空気中に実際に含まれている水蒸気の量と関係します。
全圧力が一定の場合、絶対湿度が低いほど空気中の水蒸気も少なくなります。水蒸気が少なければ、結露を始めるまでに空気をより低い温度まで冷やす必要があります。
そのため、相対湿度が同じ場合は、絶対湿度が低いほど露点温度も低くなります。
この記述では「露点温度が高い」としているため、不適当です。
湿球温度は、湿った布から水が蒸発するときの冷却作用を利用して測る温度です。
空気が飽和していると、相対湿度は100%なので、水はそれ以上ほとんど蒸発できません。そのため蒸発による冷却が起こらず、乾球温度と湿球温度は同じ値になります。
したがって、この記述は適当です。
湿り空気については、次の関係を押さえておくことが大切です。
乾球温度が高いほど、含むことのできる水蒸気量は多くなります。
飽和湿り空気は相対湿度100%で、乾球温度と湿球温度は等しくなります。
また、露点温度は空気中に実際に含まれる水蒸気の量と関係し、水蒸気が少ないほど露点温度は低くなります。
したがって、「絶対湿度の低い湿り空気のほうが露点温度が高い」という記述は、露点温度の関係が逆になっています。
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