2級管工事施工管理技士 過去問
令和8年度(2026年)前期
問17 (空調衛生設備 問11)
問題文
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
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2級管工事施工管理技士試験 令和8年度(2026年)前期 問17(空調衛生設備 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
給水設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 受水タンクへの給水には、ウォーターハンマーを起こりにくくするため、一般的に、定水位調整弁が用いられる。
- 水道直結増圧方式は、受水タンクを設ける必要がない。
- 受水タンクは、保守点検及び清掃を考慮し、2槽分割等にする。
- ホースを接続して使用する水栓には、逆サイホン防止のために逆止弁を設ける。
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この過去問の解説 (1件)
01
適当でないものは「ホースを接続して使用する水栓には、逆サイホン防止のために逆止弁を設ける。」です。
給水設備では、水の逆流による衛生上の問題を防ぐことが重要です。ホースを接続して使用する水栓では、逆サイホン現象を防止するために、逆止弁ではなくバキュームブレーカなどの逆サイホン防止器を設けます。
逆止弁は水の逆流を防ぐ機器ですが、逆サイホンによる吸い込みを完全に防止する目的の機器ではありません。
受水タンクへの給水には、ウォーターハンマーを起こりにくくするため、一般的に、定水位調整弁が用いられる。
定水位調整弁は、受水タンク内の水位を一定に保つための弁です。
給水時に弁が急に閉まると、水の流れが急に止まり、配管内で衝撃が発生するウォーターハンマーが起こることがあります。
定水位調整弁は、給水量を調整しながら閉止するため、ウォーターハンマーを起こりにくくできます。
したがって、この記述は適当です。
水道直結増圧方式は、受水タンクを設ける必要がない。
水道直結増圧方式は、水道本管から引き込んだ水を増圧ポンプで加圧して建物内へ給水する方式です。
受水タンクを経由せずに直接給水するため、一般的に受水タンクは設けません。
したがって、この記述は適当です。
受水タンクは、保守点検及び清掃を考慮し、2槽分割等にする。
受水タンクを2槽に分けると、一方の槽を使用しながら、もう一方の槽の点検や清掃を行うことができます。
建物への給水を止めずに維持管理できるため、大規模な建物などでは2槽分割が行われます。
したがって、この記述は適当です。
ホースを接続して使用する水栓には、逆サイホン防止のために逆止弁を設ける。
ホースを水槽やバケツなどに入れたまま使用すると、水圧が低下した場合に汚れた水が給水管側へ吸い込まれる逆サイホン現象が発生するおそれがあります。
この逆サイホンを防ぐためには、空気を取り入れて吸い込みを防止するバキュームブレーカなどを使用します。
逆止弁は水の逆流を防ぐ目的の機器であり、逆サイホン防止のための機器としては不十分です。
したがって、この記述は適当ではありません。
給水設備では、水の流れを安全に保ち、逆流や水撃作用を防止することが重要です。
・定水位調整弁は受水タンクへの給水を調整し、ウォーターハンマーを防ぎます。
・水道直結増圧方式は受水タンクを使用しない方式です。
・受水タンクは維持管理のため2槽分割にする場合があります。
・ホース接続水栓の逆サイホン防止には、逆止弁ではなくバキュームブレーカなどを使用します。
したがって、「ホースを接続して使用する水栓には、逆サイホン防止のために逆止弁を設ける。」という記述が適当ではありません。
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